母子家庭の悲惨な実態でも、お母さんは頑張っている

母子家庭の平均年収は200万円にも満たないという統計が出ています。小さなお子さんを抱えているシングルマザーでしたら子育てと家事もひとりでしなければなりません。

仕事をつくにしてもパートやアルバイトの非正規雇用そうならざる得ないですから収入が少なくなってしまうのです。

収入だけでなく母子家庭の生活は悲惨な状況であるのが現実です。母子家庭で子育てするためには母子手当ての公的支援や生活保護がなければ最低限の生活もままならないのです。

養育費がもらえない母子家庭が多い

母子家庭になってしまった事情は様々ですが、養育費をもらえないことも母子家庭が悲惨な状態になっている大きな原因のひとつです。

元夫からのDVから自分と子供を守るために着の身着のまま逃げ出して、離婚を成立させるために養育費を請求しなかった事例が多数あります。子供のためを思い今後一切元夫と関わらせないために早急に離婚を成立させるために養育費を請求を取り付けなかったからです。

私の知人はDVの夫と離婚してお子さんとふたりで生活を始めました。まず最初にぶつかった壁が仕事探しでした。離婚するまでは専業主婦であったため、正社員として働いた経験は何年も前のものでしたので職歴としてアピールすることができませんでした。

仕事先を見つけられないので部屋を借りるのも一苦労したそうです。仲人に連帯保証人になってもらうことを頼み込んで、ようやく借りることができたそうです。仕事先は子供を預けるところを確保できないと雇ってくれるところがなかったと言います。

知人の両親は父親が亡くなっており、母親は老人ホームに入居しているということで、子供を預けられる身内がいませんでした。公立の保育園に申し込んだのですが、働いている家族を優先して入所できるということで、後回しになってしまいました。

ようやく仕事先を見つけることができたのですが、公立の保育園が入居できるまでは無認可の保育所に預けるしかなく、民間ですからかなりの保育料が必要なってしまいました。

知人は苦労はしましたが働き先と住居を見つけることができました。それでも毎月の生活が苦しくても、母子手当を支給を受けながら生活保護に頼ることなく子育てを続けています。

それでも毎月の生活費と家賃で手一杯で貯金があまりできていないということです。小学校に入学したらお金がかかるけど、今よりは手がかかることが少なくなるので、今以上に働いて貯金できるようにならないといけないと切実な表情で言っていました。

子育ては大変なことが多いけど、それでも子供のことを覚えはどんな苦労だってできると言っていた知人の誇らしい姿が記憶に残っています。

母親は子供ためならどんな苦労だってできる

私も母子家庭で育ちましたので知人の苦労は身を持ってわかります。子供の頃を振り返りますと世間的には悲惨な状況だったと思います。

たしかに欲しいものも買ってもらえなかったことが多いですし、クラスメイトのことを羨ましく思ったことはあります。それでも母親が私のために必死になって働いて育ててくれたのを見ていますので、辛いと思ったことはありませんでした。

母子家庭で苦労しているお母さんたちがたくさんいることを知っています。必死になって頑張っている姿も見ていますから、 知人のお子さんを私ができる時は預かってあげるようにしています。

母子家庭のお母さんは頼るべき身内がいないときでも、母子家庭のための公的支援制度を用意している自治体がありますし、相談することで道が開けるはずです。

母子家庭の悲惨な状況が報道されていますが、そこから抜け出すことは可能なのです。

困っている時に助けを求めることは決して恥ずかしいことではありません。毎日必死になって頑張っている母子家庭のお母さんこそ助けを求める権利はあるのですから。